4月
15
2012Voice Blog 「ひとり旅のお話」
こんにちわ。
ひとり旅は行く先々で出会う人や、訪れる場所の空気と
一対一のキャッチボールをしに行くようなものです。
その場その場で自分に投げられたボールをどう受け取るか、
どう投げ返すかは自分次第…。
実は先日、そんなひとり旅をしてきました。
アトリエを出てから再びアトリエに戻るまで、全57時間のひとり旅。
広島の呉ではたくさんの、まか不思議なひこうき雲に出会い、
福山の鞆の浦では、仙酔島というまるで「ひょっこりひょうたん島」のような島に渡り、
流木に座ってビーチで潮騒の音を聴き、
急な山道を登っては野鳥の声に耳を傾け、時を過ごしていました。
そして今回の旅で乗った乗り物は、新幹線に始まり、各駅停車の在来線、フェリー、
路面電車、バス、
小型の渡し船…。
訪れた目的地の場所は全部で5カ所。
弾丸ツアーのような時間の使い方をしたせいなのか、
今では、まるで自分がタイムスリップしてたような不思議な感覚が残っています。
中学校の頃、初めて自転車でひとり旅に出て以来、
ボクにとってのひとり旅はこの上のない想い出を作ってくれるステキな旅です。
ひとりぼっちで行くからこそ、自分のアンテナが敏感になって
いろんなものを見つけさせてくれるのかも知れません…。
ひとり旅は決してひとりぼっちの寂しい旅ではなく、
ひとりの自分に何かが集まってくれる楽しい楽しい旅なんだと思います。
…ということで今日は旅の途中で出会った景色を思い出しながらお届けしました。
では、また…。