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Voice Blog 「郵便ポストのひとりごと」

こんにちわ。
ボクは銀座のとあるビルの中に住んでいる郵便ポストです。

ポストという仕事は自分はただ立っているだけで様々な人と出会える仕事です。
そして24時間365日、沢山の喜怒哀楽を受け付ける仕事でもあります。
愛する人へのラブレター、ちょっと怒りの抗議のお手紙、
愛想のない支払い通知、人を惑わすダイレクトメール…。
ボクのオナカ中はいつもいろいろな感情で一杯です。
ときどき胃薬が欲しいかな、と思うときだってあるのです。

今でこそインターネット上のメイルというヤツに押され気味ですが、
手紙というものが無くなる日は決して来ないとボクは思います。
手から手へ届く紙だから手紙…。
手紙は相手に届くまでに旅をします。
車に乗ったり、船に乗ったり、貨物電車に乗ったり、時には飛行機に乗ったり、
そして最後には自転車に乗ったり…。
手紙が待ち遠しいのはその手紙そのものの旅の時間があるからだと思います。

確かに送信した瞬間に相手に届くインターネット上のメールは素晴らしく便利だと思います。
でも旅をする手紙というものにボクは深い思い入れをを持っています。
そしてもちろん手紙にとっての「旅の入り口」である郵便ポストという仕事に
ボクは誇りを持っています。

ただ、一点…正直に言ってしまうと、ボク、一度でいいから他の仲間と同じように
お日様の下で働いてみたいです…。別にグチではないんですけど…。

…ということで今日は、なぜかビルの中に住んでいる郵便ポストくんのヒトリゴトをお送りしました。

では、また。